よくある質問

不動産売却にかかる諸費用の一覧

不動産を売却した際には以下の費用がかかります。

1. 仲介手数料
2. 登記関連費用
3. 印紙代
4. 譲渡所得税

1. 仲介手数料

仲介を依頼した不動産会社に対し、売買契約が成立したときに支払う成功報酬になります。通常不動産のお引渡し時にお支払いします。宅地建物取引業法により、取引価格ごとに手数料の上限が決められています。

400万円を超える物件については　
　　「取引価格×3％＋60,000円」(消費税別)
200万円を超え400万円以下の物件については
　　「取引価格×4%＋20,000円」(消費税別)
200万円以下の物件については
　　「取引価格×5%」(消費税別)

で算出します。

2. 登記関連費用

所有権移転手続きを依頼する司法書士に移転手続きの費用、通常10,000円(消費税別)がかかります。
その他登記名義人の記載住所と現住所が異なる場合には住所変更手続きの費用がかかります。
住宅ローンが残っており抵当権を抹消する場合は抹消手続きの費用がかかります。

3. 印紙代

売買契約書に貼付する印紙代金が1,000万円超5,000万円以下の物件の場合は10,000円がかかります。500万円超1,000万円以下の物件の場合は5,000円の印紙代。500万円以下の物件の場合は1,000円の印紙代となります。

4. 譲渡所得税

売却金額から、その物件を取得するときにかかった代金(所有期間中の減価償却費を差し引く)や、取得時と売却時の諸費用を差し引いても利益が出た場合、譲渡所得に対して所得税や住民税がかかります。マイホームを売る際は、3,000万円の特別控除が受けられたり、所有期間によって税率が異なったり、要件によって軽減措置がございます。

他にも、物件によって必要な諸費用もございます。
土地売却の際に、隣地との境界確定が必要な場合は確定測量のための費用。建物を解体したりする場合は解体費用がかかります。
物件ごとに必要になる費用は異なりますので、ご相談いただけたらと思います。